Leica から BAPE®️ と STASH とのトリプルコラボレーション限定モデルがリリース

ドイツの高級カメラメーカー「Leica(ライカ)」が〈BAPE®️(ベイプ)〉こと〈A BATHING APE®️(ア・ベイシング・エイプ)〉と、アメリカ・ニューヨークのレジェンドグラフィティアーティストSTASH(スタッシュ)とのトリプルコラボレーションを発表した。本コラボレーションでは、写真とファッション、アートの融合をコンセプトとした特別限定モデルのライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”がリリースされ、「Leica」限定販売のブラックと〈BAPE®️〉限定販売のシルバーの2カラーがラインアップする。

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そんなかつてないスペシャルトリプルコラボレーションについて、本稿では本アイテムの魅力を徹底的に深掘り。さらに、STASH本人が参加したトークショーの様子や写真展、そして『Kopisss』によるインタビューの模様をお届けする。

そもそも「Leica」は、ドイツのフランクフルト北方にある小さな街ウェッツラーで顕微鏡などをはじめとする光学機器を開発していた「Leitz(ライツ)」社がカメラを開発したことがきっかけで、現代にいたるまでカメラ業界を第一線で牽引してきた老舗カメラブランドである。また、〈BAPE®️〉こと〈A BATHING APE®️〉は、説明不要のストリートブランドであり、東京発のストリートカルチャーをいちはやく世界に発信してきたブランドだ。そして、この両者を引き合わせた人物こそがNYのリビングレジェンドでグラフィティーシーンのパイオニア的存在 STASH。彼は83年に公開されたヒップホップのバイブル映画『WILD STYLE』と『STYLE WARS』のタイトルロゴを手がけ、数多くのブランドとコラボレーションを成功させたシーンのOG(偉大な人物)である。ちなみに、熱狂的な写真愛好家としても知られており、かなりの「Leica」フリークなんだとか。

そして、それぞれのフィールドで不動の地位を築き上げた3者が満を侍してタッグを組み、3年ほどの期間を経て完成したのが、ライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”。同アイテムは外観に、誰もが1度は目にしたであろう〈BAPE®️〉の定番パターン “ABC CAMO”とアイコニックなモチーフの“APE HEAD”をあしらい、STASHのネームタグを取り入れたエクスクルーシブなデザインを採用する。機能面に関しては、通常バージョンのライカD-LUX 7と同じ仕様で、大口径ズームレンズや光学式手ブレ補正機能などが搭載、さらに静止画だけでなく4K動画やフルHD動画でも撮影が可能だ。また、カメラ本体の他にキャリングストラップとポーチ、自動開閉のレンズキャップが付属し、値段は258,500円 (税込)と「Leica」製カメラの中では比較的手に取りやすいプライスという点も注目していただきたい。

さらに、ライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”の発売を記念し、STASH自らがライカのカメラで撮影した写真作品がライカ GINZA SIXにて11月15日(火)まで特別に展示されている。そして日本での展示初日にはSTASH本人が登場し、トークショーが行われた。その中で、写真とグラフィティアートの共通点について「自然発生的なアートという意味では、フォトグラフィーとグラフィティは両方とも共通しています。ただ使っているツールが違うだけ。スプレー缶かカメラか」とSTASHは語り、本アイテムの魅力について「本当に使いやすいし、ほとんど失敗することがないですね。ビギナーからセミプロまでみんなが満足して扱えるカメラだと思います。そして、〈BAPE®️〉のカモ柄と STASHロゴがデザインとしてはおすすめですね」と発言している。本コラボレーションのことから普段あまり聞くことのできないSTASHの考えやスタイル、作品の裏話にまで話が盛り上がり、濃密なひとときは惜しまれつつも終了した。

その後、STASH本人にインタビューし、彼にとって撮影した写真がグラフィティにどのような影響を及ぼしているか聞いてみた。

Kopisss:グラフィティやペインティングなどのアート作品を制作する際に、自ら撮影した写真がインスピレーションソースになることはありますか?

グラフィティやペインティングワークでは写真からインスピレーションをものすごく受けます。イメージとして使ったり、時にはトレースして作品に昇華したりすることもありますね。

どのような写真がインスピレーションソースとなるのか教えてください。

どんな写真でもインスピレーションソースになり得ますよ。例えばNYの街を走るイエローキャブとか、風景そのものとか。アイディアは至る所に転がっています。

日本に到着してから何か撮影しましたか?

昨夜到着したのですが、そこから作品をひとつ完成させて今朝はトークショー、それが終わって今なんですよ。目まぐるしいでしょ?(笑)だからホテルの窓から見えた東京の夜景を少し撮ったくらいで、残念なことにまだほとんどシャッターを切っていないです。

トークショー中に「普段愛用しているカメラはライカQ2」と仰っていましたが、その他にも愛用しているカメラがあれば教えて欲しいです。

NYのスタジオにはライカSL2が置いてあるのですが、そのカメラで撮影をする時は気持ちを込めて使っています。逆に言うと心の準備が必要なので、デイリー用としては扱えないんですよ。そういった意味で普段は、もっぱらライカQ2ですね。あとはカメラ本体以外のLeica製品もたくさん持っていますよ。

ありがとうございます。それでは次に今回のコラボレーションアイテムについてお聞きしたいのですが、STASHさんは具体的にどういったことをされたのですか?

全体のコンセプトから大枠のデザインを手がけました。そこからLeicaとBAPE®️にそのアイディアを提案して、最終的にチーム一丸となって仕上げました。なので、素晴らしいブランドのファミリーの一員として、ともにアイテムを作り上げることができたのはとても感慨深いです。

そんなSTASHさんから見て、ライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”はどういったスタイルの人におすすめですか?

本当にどんな人にもおすすめですね。初心者でもすぐに扱える本格的なカメラなので、23歳になった自分の娘にもあげたいくらいです。それにも関わらず、カメラ上級者が納得するような機能性をも備えていて、素人からセミプロまで写真の根本を撮影しながら学ぶことができるのが、ライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”なんですよ。

つまり、本アイテムはエントリーモデルとして初心者から上級者までのあらゆる層の人たちを想定しているカメラということですか?

他の「Leica」カメラは圧倒的なクオリティの高さゆえ、ボディやレンズなど、もしもフルカスタムで揃えようとするとどうしても高額になってしまう……。けれどもライカD-LUX 7はそういったすべての要素が標準装備されているので、プライス的にもみんなにとって最高のプロダクトだと思うんですよね。だからこそLeicaファンとBAPE®️ファン、そして僕のファンや純粋なカメラ好きすらも注目するアイテムになっているんだと思います。そして何より、リリースのタイミングがちょうど良かった気がします。

というと?

パンデミックがようやく落ち着いてきて、いよいよ旅行がしやすい環境になりつつあるからです。やはりそういった時には旅の記録用カメラが、しかも使いやすいものが必要じゃないですか。そもそもこのコラボレーションの話自体はパンデミックの前にスタートしていて、紆余曲折を経て今やっと完成したという感じです。だから完成した瞬間は本当に嬉しかったし、サポートしてくれたLeicaやBAPE®️クルーには今でもものすごく感謝しています。結果として、ちょうどいいタイミングでみなさんに披露することができましたから、僕はセールスマンじゃないけど、みなさん買ってくださいと言っておきます(笑)

本日はお忙しい中ありがとうございました。最後に、これまで撮った写真の中で思い出深いエピソードがあれば教えてください。

たくさんありますよ。例えば、この前コロラドで家族と一緒に兄の家を訪れた際は、朝方に犬と猫のファイトシーンが偶然撮れて、まるでカートゥーンみたいな一瞬だったからとても興奮しました。あとは、子供の写真をこれまでにかなりの枚数を撮っているので、娘の写真は大量のネガを大きな箱で、17歳の息子のものは小さなハードディスクで、それぞれ大切に保管しています。たった数年の差ですが、あらゆる面でテクノロジーが進化したと思うと、それもある意味思い出深いですよね。

タイトなスケジュールの中で快く今回のインタビューを受けてくれたSTASH。いざ話し始めると、グラフィティやデザインと同じようにカメラや写真についても熱く語り、「Leica」フリークだったことが判明した。そんなNYのレジェンドおよび「Leica」好きなSTASHが発案し、ディレクションを手がけたライカD-LUX 7 “A BATHING APE® x STASH”のブラックはライカストアやライカオンラインストアおよびライカブティックにて、シルバーは〈A BATHING APE®️〉の公式オンラインサイトや店頭で発売中である。まずは上のギャラリーから、フォトグラファーが撮り下ろしたトークショーや『Kopisss』インタビューフォトをチェックし、さらに気になった方はこちらのリンクから詳細を確認してみては。

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